2021年 (令和3年) 12月28日 |
<殺菌灯を有する電気消毒器の安全対策> 電気用品安全法の「技術基準解釈(別表第八)」及び「電気用品の範囲等の解釈 について」の一部が改正されました。(第112回本委員会での審議提案案件) (1)改正方針 殺菌灯を有する電気消毒器について、器体外に直接殺菌灯の光線を照射する 構造のものが急速に普及しつつあるため、電気消毒器の安全上必要な技術基準 を技術基準解釈に追加するとともに、器体外に照射する電気消毒器が電気用品 安全法の規制対象であることを明確化する。 (2)改正概要 ・技術基準解釈の別表第八の2(21)電気消毒器の項に、器体外に直接照射する ものについて、次の旨の要求事項を追加。 a JIS C 7550(ランプ及びランプシステムの光生物学的安全性)に規定の 「目及び皮膚に対する紫外放射傷害」リスクが免除グループであること。 b 器体に見やすく、容易に消えない方法で、かつ、理解しやすい用語により、 JIS C 7605(殺菌ランプ)の箇条9.1に規定の警告表示をすること。 ・電気用品の範囲等の解釈に、「電気消毒器」とは殺菌灯が組み込まれるもの であって、器体の内外部に殺菌灯の光線を照射することによって消毒の用に 供されるものである旨を追加。 (3)改正時期 改正・施行:令和3年12月28日 (ただし、これらの解釈については、施行日から1年間は、なお従前の例 によることができる。) <LEDランプの雑音強さの見直し> 電気用品安全法の「技術基準解釈(別表第十)」の一部が改正されました。 (第112回本委員会での審議提案案件) (1)改正方針 電気用品の電波雑音の許容値を定める技術基準解釈の別表第十には、照明器具 について放射電磁妨害波に関する規定が無く、LEDランプが発する電波雑音に 起因する通信障害対策が十分とれないおそれがあるため、国際規格である CISPRに準拠するための見直し・改正を行う。 (2)改正概要 技術基準解釈の別表第十において、LEDランプの雑音基準として適用する 基準を、別表第十二で採用のJ55015(対応国際規格:CISPR 15)に置き 換える等の改正を行う。 (3)改正時期 改正・施行:令和3年12月28日 (ただし、これらの解釈については、施行日から1年間は、なお従前の例 によることができる。) 詳細は経済産業省のホームページをご参照ください。(http://www.meti.go.jp/policy/consumer/seian/denan/) |
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2021年 (令和3年) 11月1日 |
電気用品の技術上の基準を定める省令の解釈の一部(整合規格の採用)が 改正されました。(第111回本委員会での審議提案案件) (1)改正方針 国際規格(IEC規格)に準拠したJIS等の規格・基準を取り入れる ことで、より一層の国際整合化を図るよう現行規格を改正する。 (2)改正する規格の数:4規格 ①採用済のIEC規格に準拠したJISを、より新しい版に 置き換えるもの:4規格 ②未採用のJISを、新たに採用するもの:0規格 (3)猶予期間経過により削除する規格の数:0規格 改正・施行:2021年11月1日 ただし、改正から3年間は、なお置き換える前のJIS規格又は別紙によること ができるものとする。 詳細は経済産業省のホームページをご参照ください。(http://www.meti.go.jp/policy/consumer/seian/denan/) |
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2021年 (令和3年) 8月2日 |
電気用品の技術上の基準を定める省令の解釈の一部(整合規格の採用)が 改正されました。(第109回、110回本委員会での審議提案案件) (1)改正方針 国際規格(IEC規格)に準拠したJIS等の規格・基準を取り入れる ことで、より一層の国際整合化を図るよう現行規格を改正する。 (2)改正する規格の数:26規格 ①採用済のIEC規格に準拠したJISを、より新しい版に 置き換えるもの:22規格 ②未採用のJISを、新たに採用するもの:4規格 (3)猶予期間経過により削除する規格の数:16規格 改正・施行:2021年8月2日 ただし、改正から3年間は、なお置き換える前のJIS規格又は別紙によること ができるものとする。(J60320-1(2019)、J74001(2019)は即日廃止とする。) 詳細は経済産業省のホームページをご参照ください。(http://www.meti.go.jp/policy/consumer/seian/denan/) |
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